〔086〕小富士山 (173m)、仁寿山 (175m)

兵庫県姫路市
標高差:158m

2004年01月18日


姫路バイパスを走っていると高御位山の次に見える山並みがいつも気になっていたが、調べてみると小富士山と言う立派な名前が付いていた。登山口が判らないので適当に山に近づいてみると、神社の横にそれらしい道があったので登ってみる。

登山道は大半が岩盤で雰囲気が高御位山に良く似ている。標高の低い山であるが急登なので登り堪えがある。
華厳寺の広場に出ると、その横が小富士山(173m)の山頂になっている。
山頂までは15分とあっけなかった。

小富士山には山頂を示す標識が何も無い。展望は良く、瀬戸内の島々を始め、姫路の町並みと姫路城が見える。 急坂を下るが横道が多く、方向を示す標識が何も無いので注意が要る。最短のけもの道を通り、テレビ塔の管理道路を横断して仁寿山への直登を登り切るとテレビアンテナが林立した仁寿山の山頂に着く。
160mのピークまで足を延ばしてみるが、テレビ塔が建っているだけで特に見るものは無く、引き返して管理道を下り
1時間10分で小富士山を終える。
←クリックすれば大きくなります。

姫路バイパス側から見た”小富士山”、”仁寿山” 大きな山に見えるが1時間ちょっとで縦走出来る。
”仁寿山”は車で山頂まで行くことが出来る。

名所旧跡と周辺を大切にしてね、と書いてある。

神社横から見た ”小富士山” 正面から見るときれいな
山容であるが、方向を変えて見るとこの限りではない。

くさりがぶら下がっている大岩。 今日は登る気にはなれず。

直径2m程の水溜に金魚が泳いでいた。水は枯れないのか、餌は誰がやるのか。

”小富士山”山頂下にある ”華厳寺”。
歴史には興味がないので素通り。
”小富士山”から見た”仁寿山” アンテナ群が何とも味気ない。
中央の白く見える線が直登の登山道。
”小富士山”から瀬戸内を見るが、天気が良過ぎて海はもやっていた。
”仁寿山”から”小富士山”を振返る。 この方向から見る
”小富士山”は富士山とは掛け離れた山容をしている。
  ”仁寿山”で出会った人柄の良い御夫婦は兵庫50山、日本百名山を
目指して奮闘中らしく、山談義に話が弾み、姫路近辺の面白い山を教えて貰った。

先週の月曜日には ”伊勢山”に、しかも同じルートを登っていたらしく、お会い出来なかったのが悔やまれる。
お年は聞いていないが、貰った名刺を見ると不動産の社長らしい、サラリーマンの俺と違い休みを取り難いだろうなーと余計な心配をしてしまう。 又、どこかの山でお会い出来ることを楽しみにしています。
仁寿山”(175m)の山頂で出会った御夫婦。
兵庫100山に戻る

じんじゅさん
こふじやま
兵庫100山』  極低山なれど険しい山。